4月は、入学・入社・異動・引越しなど新しい環境で新しい人との出会いが増える季節ですね!
人見知りだし、自分からいろいろ話すのは苦手だし、コミュニケーションに悩んでしまう。。。という方も少なくないのではないでしょうか
ご安心下さい! いい本を見つけました! 会話が苦手という方にとって革命的な内容です!!
ベストセラーとして今も売れ続けている永松茂久さんの「人は話し方が9割」の続編「人は聞き方が9割」です 2冊とも「中田敦彦のYouTube大学」でも取り上げられているので、ご存じの方も多いかもしれません
人とコミュニケーションを取るためには、とにかく話し上手になること 新しい情報をどんどん仕入れて、ひたすら話しまくることだ!ともし思われているとしたら、早急に本を読んだ方がいいかもしれません
もったいぶらずに結論をお伝えしますと
「話す前にまず聞くこと」「コミュニケーションにおいては、話し方より聞き方の方が大切」と著者は言い切っています
- 第1章 なぜ聞く人はうまくいくのか
- 第2章 人に好かれる人の聞き方
- 第3章 嫌われない聞き方
- 第4章 また会いたいと思われる人の聞き方
という内容で書かれていますが、各章の中で私が一番響いた箇所をピックアップしてシェアしていきたいと思います
第1章ー3 人はみな話したい生き物
生まれた時に一番初めに覚える感情 オギャーと泣くこと(=排出)話すことは気持ちいい 生まれもって話したい生き物
第2章ー10 安心の玄関開けていますか?
人は安心感をくれる人を好きになる 人に安心感を与える人になるということが、人に好かれ、あなたの人生がひらけていく一番の早道なのです この聞き方ができる人を私は「リアクション美人」と呼んでいます
リアクション美人の具体的なスキル うなずき=肯定
第3章ー19 コミュニケーションはまず嫌われないことが先決
人が心をひらくには順番がある
多くの方が幼いころに読んだ有名な寓話「北風と太陽」どちらが先に旅人の服を脱がせることができるか競争するゲームの物語ですが、大人になって改めて考えてみると深い話です
自分の思いばかりを一方的に話したり、自分の考えばかりを押し付けるのは北風タイプ
相手の話を真摯な態度でまるで毛布に包み込むように温かく傾聴していくのが太陽タイプ
どちらが先に心をひらくかは簡単にイメージしていただけると思います
第4章ー29 聞き方はスキルよりメンタル
敬意と好奇心を持って聞く 相手の話しを聞かないということは自分の見聞や見識を狭めてしまうということになってしまうのです 今私たちの周りにあるものはほとんどと言っていいほど私たちが知らない人が作ったものです よくよく目を凝らせばその商品一つ一つにたくさんの想いが詰まっていることがみえてきます
いかがでしたでしょうか?私自身人前でお話させていただく仕事ですが、リアクション美人が多い場とリアクションブス(キレイな言葉ではありませんが、美人との対比にあえてそう呼ばせていただきます)が多い場では、空気感もモチベーションも変わってきます
逆に自分が参加者側で聞く立場の時は、メモを取ったり、うなずきをしたり、口角をあげ笑顔でいたり、あなたの話聞いていますよ!という自然なアピールを心掛けるようにしています
話すのではなく聞く力をアップさせ、リアクション美人を目指していきませんか
最後に著者の永松さんが北原照久さん(ブリキのおもちゃ館館長)からいただいたという言葉をご紹介します
身体は食べたもので作られる
心は聞いた言葉で作られる
そして未来は語った言葉で作られる
だからね、人はどんな人に出会い、どんな話を聞き、どんな話をするかがとっても大切なんだよ
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