2019年に世界では7番目でアジアでは初の「かゆみ研究センター」、マツコの知らない世界で取り上げていて、初めて知りました
興味深い内容でしたのでシェアしたいと思います
かゆみの研究は、比較的最近の2000年頃からで、マーチン・シュメルツ医師が、かゆみだけを伝える神経を発見
センター長の髙森教授(とても82歳とは思えない若々しい方)によると、かゆみは痛みの弱いものと誤解されていたそうです
かゆみによる集中力低下など、かゆみによって生じる経済的損失は、
日本だけで月4,690億円!
*厚生労働省の算出
驚きましたが、それだけ深刻な社会問題という事ですね!
乾燥するとなぜかゆくなるのか?
かゆみ神経は真皮にありますが、乾燥すると表皮にまで伸びていく↓
健康な皮膚の表皮にはセマフォリン3Aというたんぱく質があり、異物が当たっても、かゆみ神経の伸長を抑える
乾燥した肌は水分が失われ、セマフォリン3Aが減少 逆にかゆみ神経を伸長させるNGFという因子が
そうすると、表面の皮膚の神経と距離が近くなるため、わずかな刺激でもかゆみを感じやすくなる
健康な肌は細胞間にスキマがなく、水分が逃げないが、乾燥肌は細胞間が隙間だらけのため水分が逃げる そのため、異物が入りやすくやかゆみを感じやすい
乾燥した肌の表面はまさに地割れした田んぼ
保湿剤を塗り、細胞の隙間を防ぐことが大切 保湿剤を塗ることで、細胞の伸長も抑えられる
かゆみ対策の第一歩は保湿剤を塗ること
等を紹介していました
兎にも角にも、やはり大切なのは保湿・保湿・保湿ですね
正しく保湿し、皮膚バリア機能を高め、乾燥やかゆみから守り、損失にならないよう毎日のQOLを上げていきましょう☆
コメント