日焼け止めの紫外線吸収剤

 

『メトキシケイヒ酸エチルヘキシル』

何かの呪文みたいですが(笑)

一般的な日焼け止めに使用されている紫外線吸収剤です

紫外線吸収剤??初めて聞いたという方もいらっしゃると思います

日焼け止めには、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があります(パッケージを見てもその旨の表記はほとんどありません)

紫外線吸収剤には

『オキシベンゾン』

『オクチノキサート』

の2つの代表成分があります

オクチノキサートの成分表示が

『メトキシケイヒ酸エチルヘキシル』

成分表記を見ると、最初に上記成分が表示されている商品が多いです

お手持ちの日焼け止めがありましたら、チェックしてみて下さい

メトキシケイヒ酸エチルヘキシル』

EUでは環境ホルモンリストに挙げられていますが、日本では市販のUV商品に使用されています

さて、ここからが本題です!

上記の紫外線吸収剤はサンゴ白化(死滅)原因として、2018年ハワイ州の法規制に始まり、パラオ、フロリダ州、ボネール島、バージン諸島、タイなど規制が拡がっています🌊

中でもパラオは、石油由来の合成成分使用の日焼け止め・スキンケアの製造・販売ともに禁止しています

日本ではまだ規制をしていませんが、環境やお肌への負担を考えると、紫外線散乱剤(酸化チタンや酸化亜鉛)のUV製品を選んでいただきたいと思います

紫外線散乱剤は白く浮きやすいというイメージがあるかもしれませんが、安全性も使用感も優れている日焼け止めはあります

UVケアは健康維持の必需品です

見た目だけで選ぶのではなく、正しい知識に基づいて選んでいただきたいと思います

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