私たちが毎日当たり前のように接している皮膚
「最大の臓器」と呼ばれていること、ご存じでしょうか
臓器というからにはもちろん役割があります
①保護(バリア機能) ②排泄と分泌 ③体温調整 ④触覚 など生命維持に必要な役割があるのが皮膚です。今回は①の保護 バリア機能を中心にご説明していきたいと思います
化粧品というと
「皮膚の奥にまで浸み込んで、お肌をキレイにしてくれるもの」=栄養となる
というイメージをお持ちの方がいらっしゃると思いますが、皮膚という臓器はモノを入れる臓器ではなく、モノ(異物)が入らないように保護している臓器ですので、化粧品であっても入るということはありません
お風呂に入ってお湯が体に入らない
皮膚に青いマジックで色を塗っても、皮膚は青色にならない
当たり前ですが、これらは皮膚のバリア機能があるためです
ただ、皮膚内に入るものがあります
それは、経皮吸収型の湿布やステロイド系の薬、合成界面活性剤、紫外線です
合成界面活性剤使用の化粧品は、バリア機能を壊すことによって皮膚内に浸透します(浸透させてしまいます)
浸透することで化学成分を入れることができるのですが、皮膚本来の働きを無視して強制浸透させているため、本来の肌力は弱まっていきます
この状態が続くとバリア機能はどんどん弱まり、肌トラブルの原因となっていきます
健康な肌=バリア機能が適切に機能している状態 と言えます
では、バリア機能を維持し健康な肌で過ごすにはどうしたらいいのでしょうか?
1,合成界面活性剤使用の化粧品、洗剤、シャンプー、ボディソープ等を使わない
2,新陳代謝を円滑にする
です
合成界面活性剤、新陳代謝については、今後具体的に事例を交えて紹介していきたいと思います
こちらのブログでは、皮膚の正しい知識を得て、健康な肌を手にする 正しい化粧品の選び方を知る 化粧品に対する考察を深める ための情報を発信していきます
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