紫外線対策=3月からが大切です
そこで必要なのが日焼け止めですが、一言に日焼け止めといっても種類に違いがあることご存知でしょうか?
紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2種類があります
代表的な紫外線散乱剤は、酸化チタン・酸化亜鉛。紫外線吸収剤は、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(オクチノキサート)・オキシベンゾン等です
お肌に優しいのは散乱剤ですが白浮きしやすいというデメリットも 透明感はあるもののお肌への刺激が強いのが吸収剤です
今回は《紫外線吸収剤》について、詳しくご紹介していきます
吸収剤の成分はサンゴに影響を及ぼすため、ハワイ州で禁止条例ができたことはご存知の方も多いのではないでしょうか?
それを機に世界各地で禁止エリアは増えて、中でもパラオでは10種類の成分が禁止になっています
紫外線吸収剤は比較的重い成分のため、海の底に沈んでいくそうです
海の中にいる生物は約250万種類で、その約1/3 90万種類がサンゴと
サンゴは魚の産卵場所であり、光合成もしているので酸素の供給源になっています
サンゴには褐虫藻がいて、鮮やかな色になりますが、いなくなってしまうことでサンゴが栄養素を受け取れなくなり死滅(白化)してしまうのです
生態系を壊すということは、サンゴだけではなく海にいる生き物や私たち人間にも影響してくる問題ですね
紫外線吸収剤は、人間の血中や尿からも検出されているという報告もあります
健康のためにも、お肌のためにも、また環境面でも、日焼け止め選びについて見直していただく参考になればと思います
紫外線散乱剤のものでも、白浮きしにくくお肌にスッとなじむ使い心地のいい製品もありますので、紫外線から安全にお肌を守ってくれる日焼け止めを選んでいきませんか
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