日焼け止めの正しい選び方

皆さんどのような基準で日焼け止めを選んでいますか?

もし、SPF値が高いというだけで選んでいたら逆効果になっているかもしれません

日焼け止めには『紫外線吸収剤』と『紫外線散乱剤』の2種類があります

一般的なものは紫外線吸収剤で、代表的な成分にメトキシケイヒ酸エチルヘキシルがあります。吸収剤は紫外線を皮膚内に入れるため、肌への刺激が強く肌トラブルの原因になることもあります。

*日本では多数の日焼け止めに使用されていますが、ハワイ州などではサンゴの環境保全のため、上記成分入りの日焼け止めは禁止されています。

紫外線散乱剤の成分は、酸化チタン・酸化亜鉛等です。白浮きしやすいデメリットがありますが、紫外線を皮膚の上でブロック(散乱)するため、肌への刺激が少なく、お子様やデリケートなお肌の方にもオススメです。

日焼け止めのパッケージには吸収剤、散乱剤の表記はないのですが、見分けるポイントがあります!

①ウォータープルーフなど落ちない事を謳っているもの

②SPF値が30以上のものは、吸収剤と思ってほぼ正解だと思います。

理由は、天然成分で30以上は難しいこと また日焼け止めは汗等で落ちるものなので、落ちないという事は不自然であり、化学物質を多用しています。

また、SPF値、PA値、SPFはUV-B波を防ぐ目安 PAはUV-A波を防ぐ目安

ということはご存知の方多いと思います

紫外線にはA波、B波、C波の3波長があり波長が長い順です。

A波は波長が長くじわじわと真皮にまでささり、しわ、たるみといった老化紫外線

B波は波長が短いものの威力が強いため、真っ赤になってひりひりするような日焼け(やけど)の原因に

C波は地上に降り注いでいる量は少ないとはいえ発がんリスクを高める有害紫外線

日常生活ではSPF10~15 PA+ 程度の予防効果があれば日常生活は大丈夫です

アウトドアやスポーツ時はSPF20~30 PA++ 程度が目安です

<まとめ>

日焼け止めは数値で選ぶのではなく、紫外線散乱剤の成分を使用しているもの

その日のライフスタイルに応じて、使い分けをしていきましょう!!

つける量、つけ方も大切なポイントです

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