患者数は30年で2倍以上に

カズレーザーと学ぶ 2024年版アレルギーの新常識 の中で

藤田医科大学ばんたね病院 矢上晶子教授によると、1987年22.4万人、2017年には51.3万人、アトピー性皮膚炎の患者数は30年間で2倍以上になっていると紹介していました

以下、番組内容です↓

増えた原因は環境の変化による「化学物質の増加」

アレルギーは、赤ちゃんから成人まで年齢とともに起こりやすい症状は変化していき、最終的に成長する過程で症状が消えていく寛解にむかっていく

中でもアトピーは、幼少期を過ぎると症状がなくなっていくとされてきたが、現在、アトピー患者の4割は20~44歳の大人

大人になってからかかる人も多く、誰もが発症する可能性があるそうです

そもそもアトピーの原因は?

皮膚のバリア機能の低下・皮膚免疫の異常

乾燥してがりがり掻くと悪玉菌が皮膚の中に入っていって、免疫細胞が活性化し、かゆみに繋がっていく

そもそもかゆみは何のために?→痛みもかゆみも防衛反応

乾燥がある・炎症がある⇒免疫が活性⇒かゆみ発生で自覚

人は皮膚に異物が付着すると免疫が活性化 異常を察知 異物の除去行動 つまり

かゆみ=生体防御反応 です

「アトピーが起こる人・起こらない人の大発見!」

人間の皮膚には皮膚常在菌がたくさんいる(菌にはいいもの・悪い者・そうでもないもの 種類がある)美肌菌(善玉菌)日和見菌 悪玉菌

・美肌菌は肌を弱酸性に保ったり、潤い成分を出してくれる

・日和見菌 状態により悪玉菌になる 代表格はニキビ菌

菌のバランスで防衛 狂っていくと炎症を起こす

アトピー性皮膚炎の皮膚には黄色ブドウ球菌(悪玉菌)が繁殖しやすい→遺伝子解析をすると黄色ブドウ球菌が増えると形質変化

形が変わると黄色ブドウ球菌の凶暴化

黄色ブドウ球菌が増えると皮膚の栄養素が枯渇 →生存のためのえさが減少 →そうすると善玉菌を攻撃し皮膚の中に入っていって破壊→奥の細胞から栄養を得る→炎症を起こす ⇒

これがアトピー症状の原因に

アトピー性皮膚炎ではない人の皮膚には、黄色ブドウ球菌の形質変化を阻害する機能をもっている

菌の凶暴化を防ぐ機能

今後、菌の変化を防ぐ機能の獲得をすれば、アトピー性皮膚炎の完治に可能になると!

世界で治療法研究が始まっているそうです

健康な素肌作りは、皮膚常在菌のバランスが大切になりますね!

洗浄力の強い合成界面活性剤入りの洗顔料、シャンプー、ボディソープ等で洗うと、皮脂を剥ぎ取り善玉菌を死滅させてしまいます

何で洗うか

洗うもの選びから、見直してみませんか

健康な素肌作りは正しい知識から始まります

肌への理解を深めて、肌の健康・身体の健康・心の健康を守っていきましょう♪

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