アレルギーは皮膚から

口からで食べたものでアレルギーになる「経口感作」のイメージがありますが、実際にはアレルギーは皮膚から起こる「経皮感作」です!

皮膚は異物が入らないように守ってくれる保護機能がある臓器です

にも関わらず、なぜ皮膚からアレルゲンが入るのでしょうか?

30.40年くらい前は、今ほどアレルギーに悩む方は少なかったと思いますが、なぜ増えているのか疑問に感じませんか?

もちろん様々な要因が関係していると思いますが『皮膚のバリア機能』が弱まっていることが大きいと思います

バリア機能というのは、皮脂膜と角層のことで、人体に異物が入らない仕組みになっていますが、合成界面活性剤の洗顔料、ボディソープ、シャンプー、ハンドソープ、洗剤などで

① 皮脂膜が剥ぎ取られるため乾燥肌に

②大切な皮膚常在菌を死滅させ、菌バランスが崩れる

③合成界面活性剤の浸透力で侵入

④角層内の脂も剥ぎ取り肌トラブルの原因に

本来、健康な肌であれば異物をブロックできますが、保護機能が低下しバリア機能が弱まっていると異物が侵入しやすい状態になってしまいます

よく、敏感肌と言いますが、敏感肌という定義はなく乾燥肌のことです

乾燥肌の原因もバリア機能の低下です

アレルギー予防をするには!

『適切に保湿をする』ことが、アレルギーやアトピー性皮膚炎の発症を予防することに繋がるということは発表されていますが、日々の生活の中で保湿をすることは大切な健康ポイントです

春は寒暖差・強風・急に強くなる紫外線で乾燥していますし、また栃木・群馬県エリアは乾燥エリアですから、より保湿が大切です

美容面はもちろん健康面からも、皮膚という臓器を何で洗うか、見直してみませんか

今、花粉症の季節ですが、バリア機能を高めることは花粉の侵入を減らすことにも繋がります

健康な素肌で毎日を過ごすためにも『皮膚バリア機能』を高めていきましょう!!

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