そうだ!おそれないで みんなのために 愛と勇気だけが友達さ
「アンパンマンマーチ」やなせたかしさんの悲しい戦争体験に基づいている深い歌というのは有名ですね!
学校で誰もが歌ったであろう「てのひらを太陽に」の作詞も今回やなせたかしさん作と知りました
ぼくらはみんな生きている 生きているから歌うんだ ぼくらはみんな生きている 生きているから悲しいんだ 手のひらを太陽にすかしてみれば まっかに流れるぼくの血潮 ミミズだって オケラだって アメンボだって みんな生きているんだ 友達なんだ
この歌も、やなせさん自身に体験をもとに作られたそうです ~仲間の漫画たちが次々に有名になっていくのを横目に見て42歳の時のその日も徹夜していた 退屈し子供のころにやっていた遊びを思い出して懐中電灯を手のひらにあててみた すると血の色がびっくりすほど赤く透けて見える あんまりキレイで見とれてしまった これほど絶望しているのに、身体には赤い血が脈々と流れているんだ 心は元気がなくても、血は元気なんだなと 自分自身に励まされたように感じた 不意に「手のひらを太陽にすかしてみれば」というフレーズが頭に浮かびそれが歌詞にまとまった この歌は自分を励ます気持ちから生まれたのだ~
いかがですか?この歌に対する認識というか想いが一気に変わりませんか?
やなせたかしさんは名言ばかりですが、やなせさんだからこその言葉と感じたフレーズをご紹介します
~絶望のとなりに誰かがそっと腰かけた 絶望はとなりの人に聞いた 「あなたはいったい誰ですか?」となりの人は微笑んだ 「私の名前は希望です」~
絶望の隣は希望 響く言葉ですね!
さてドキンちゃんの歌、ご存知でしょうか?バイキンマンの隣にいる女王様キャラの女の子です こちらもやなせさん作詞です
「私はドキンちゃん なるべく楽しく暮らしたい お金はたくさんあるのがいい おいしいものが食べたいし 遊んで毎日暮らしたい そんな私よ ドキンドキン わがままなのよ ドキンドキンドキン
私はドキンちゃん みじめな暮らしは大嫌い 朝から晩までおしゃれして世界の中の誰より美しいねって言われたい そんな私よ ドキンドキン わがままなのよ ドキンドキンドキン
私はドキンちゃん 生まれた時から美人だし 頭の回転すばやいし この世の終わりがきたとも 私はひとり生き残る そんな私よ ドキンドキン わがままなのよ ドキンドキンドキン」
素晴らしい自己肯定感ではないでしょうか??ぜひこうありたいと思わず笑ってしまいました
単にわがままということではなく、せっかく生きているのだから、もっと自由に望む人生を過ごしていく それができるのが人生 という現代の私たちへのメッセージのように感じます
やなせたかしさんの世界観、もっといろいろ学んでみたくなりました
コメント