青学 原監督の言葉①

日曜日の初耳学 熱血授業シリーズ 青山学院大学 原晋監督の回

・後輩の育て方
・子供の夢の見つけ方
・子供の失敗対処法
・勝てる組織 青学メソッド
・批判の声 立ち向かい方

の5テーマを取り上げていましたが、実績を出されている監督の現場での経験に基づく金言ばかりでとても勉強になりました 

どのテーマも素晴らしかったので、一つづつご紹介します


1《後輩の育て方》

初頭効果 親近効果 の有効活用

人に伝える時大切にするべきは
最初と最後の言葉

最初に悪いことに具体的に3つ伝える
最後に良いことを伝える

叱られたよりアドバイスをいただいたとなる

アドバイスの鉄則
最初に悪いところを指摘 最後は褒める


2《子供の夢の見つけ方

原監督、大学で「人生設計の授業」を持っているが、将来何がやりたいか、明確に答えられる子は1割もいない
軸を持っている子そんなにいない

「うちの子は夢がない、どうしたらいいか?」との質問には「そういうものだ」と
見える世界の狭い若者、やりたい事を見つけるのは難しい

横軸・縦軸 が大事(黒板にTの字)
縦軸は人生の軸 自分がやりたいこと
横軸は様々な知識な経験の習得


横軸を太く広く作ること
文化・スポーツ・芸術・政治・経済、色んな分野を学ぶ


例)サッカーで頑張っていたが故障した 能力の差で夢破れこれから不安…となる必要ない

審判としてサッカー界に入る マスコミとしてサッカーに関わる など夢を見つけるなら横軸
色んな分野の知識を身につける

6.3.3教育はここで終わりじゃない
社会人になっても勉強していく必要がある

やりたい事だけに目を向けず、新たな横軸が生まれるように知識や経験を広げる

そうすることで縦軸は1つでなく、2つ、3つとなっていく


原監督も故障で引退→営業販売で分析・話術のスキルを獲得→トップセールスマンに→陸上指導論が評判となり青学監督に

林先生
横軸を充実させる考え方の共感 →狭い世界・人間関係の中で見えるものは限られている

情報は欲望の母である
多くの情報に触れる事でやりたいものが生まれる


企業の副業解禁が進んでいるが、現実には踏み出せない人も多い
そういうときの監督の考えは?

『新しいことをやったその先、多くの人が幸せになれるか』

講演会を行っているのは、私の話を聞いてもらうことで多くの人が参考になって元気をもらってまた明日から頑張ろう と感じてもらたえたらという思い


迷った時には楽しい方向、人が喜ぶ方向へ

チャレンジに不安があってもやりたい事が誰かのためになるなら恐れず挑戦する



3《子供の失敗 対処法》
子供が宿題をしないがどう声をかけたらいいのか?との質問に

宿題しない子には→何も声をかけない
子供は子供の人格がある

全部大人がレールを敷いてはめ込もうと思うのは大人のエゴ 失敗させればいい

我々世代は世の中に騙されていた
勉強していい大学へ行っていい社会人になることが幸せだ レールにはめられた世代
果たしてそれは幸せか?
子供達には自由な発想で生きてもらう

子供を育んでいく上で一番大事なことは?→道徳感
人の悪口を言わない・時間を守る・挨拶をする・愛されるキャラになる

道徳感さえ守っていけば人生歩んでいける

子供が失敗をしたときに何と声をかけるのがいいか?との質問に

3つの失敗の種類がある
・シンプルミス・システムミス・チャレンジミス
種類を見極め対応を変える

シンプルミス→防ぐことが可能な失敗
横着、勉強不足、準備不足、道徳感のなさで起きる失敗は厳しく指導

システムミス→目標設定の誤り 仕組み・外的要因 話し合う

例)去年100万個売れた飲料 今年は120万個の目標が80万個しか売れなかった→冷夏だったため→目標設定が悪い

チャレンジミス→チャレンジには一定の失敗がある チャレンジミスは褒める

例)ヤマをはって新しい勉強に取り組んだが結果が出なかった→チャレンジを褒めてあげて「必ず次に活きる」

失敗は種類を見極めて対応を決める

シンプルミス→厳しく指導
システムミス→話し合う
チャレンジミス→原因を把握し褒める

続きは次記事にて

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